第5章 変数を使ってみる


Javaでは、文字列 + 文字列 のように、+演算子をつかって、文字列を結合することができます。

また、文字列以外の型を+演算子で結合すると、自動的に文字列に変換されて結合することができます。

"太郎君の年齢は" + 20
とすると、
"太郎君の年齢は20"
という文字列ができあがります。

では、簡単なサンプルを見てみましょう。

// Valiable01.java

class Variable01
{
	public static void main(String[] args)
	{
		int a = 10;
		double d = 0.25;
		
		System.out.println("aには"+ a + "が格納されています。");
		System.out.println("dには" + d + "が格納されています。");
	}
}

では、実行結果を見てみましょう。
aには10が格納されています。
dには0.25が格納されています。
では、次のプログラムを実行するとどのような結果になるでしょうか。
// Variable02.java

class Variable02
{
	public static void main(String[] args)
	{
		int a = 10;
		
		System.out.println("aには" + a + "が格納されています");

		a = 20;

		System.out.println("aには" + a + "が格納されています");
	}
}

実行結果を見てみましょう。
aには10が格納されています
aには20が格納されています
最初にint型の変数aに10を代入しました。次に同じaに20を代入しました。すると、最初に代入した10は消えてしまい、後から代入した20に上書きされていることがわかりますね。このように、変数には最後に代入された値が入っています。
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Update 16/Mar/2015 By Y.Kumei